大手ディスカウントストアのドン・キホーテが2021年12月に発売した「ネット動画専用スマートTV」が話題になっています。
というのもこのテレビはネット動画専門という観点から通常のTVが映らないので、ちまたで騒がれている「NHK受信料」を支払わなくて済むメリットもあります。
なので通称「NHK受信料不要テレビ」なんても呼ばれています。
「NHK受信料不要テレビ」はどこで買えるのか?
「NHK受信料不要テレビ」のメリットはなんなのか?
「NHK受信料不要テレビ」の値段や種類は?
ということについてお話ししていきますね。
Contents
「NHK受信料不要テレビ」はどこで買える?特徴は?
受信料不要テレビは見た目こそ普通のテレビですが、テレビチューナーを搭載していないことが特徴です。
今現在では受信料不要テレビはドン・キホーテのみとなっていますが、2022年5月には家庭用電気製品メーカーのSTAYERは「4K対応 43V型チューナーレススマートテレビ」を発売する予定になっています。
STAYERホールディングスは、ネット動画視聴に特化したAndroid TV搭載の「4K対応43V型チューナーレス スマートテレビ」を5月に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は5万円前後を見込む。テレビ用チューナーは非搭載。
引用:https://news.mynavi.jp/article/20220208-2267612/
HDMI入力3系統を備えていて、Androidスマホの画面をそのまま写しだすミラーリング機能も備えているとか!(iPhone/iPadなどのiosは非対応になります)
iPhone/iPadはApple製品となり、基準も難しいのでこのような民間企業のテレビに対応は中々難しいでしょうね。(アップルTVとかはありますが・・・)
「NHK受信料不要テレビ」の値段や種類は?
今回ドン・キホーテが発売したのは以下の2種類です。
42V型AndroidTV機能搭載フルHDチューナーレススマートテレビ
特徴は以下の通りです。
AndroidTV機能搭載で、あえてテレビチューナーを外したフルハイビジョン画質のチューナーレススマートテレビ!
AndroidTV対応のビデオ配信サービスやアプリが大画面で楽しめます。
Chromecast内蔵のため、スマホに保存した写真や動画なども、大画面に映してワイヤレスで楽しむことができます!
Android端末のみですが、スマホの画面をテレビにも展開できます。
外ではスマホ画面、家ではテレビの大画面でシームレスに操作をすることができるので、人気があるのもうなづける商品となります。
他にもHDMI端子を3機搭載しているので、仕事用PCモニター、ゲーム機用にも使えます。
「NHK受信料不要テレビ」のメリットはなんなのか?
受信料不要テレビのメリットは
1、NHKの受信料を支払わなくていいこと
2、大画面でネットを見ることができること
2021年10月にアマゾンプライムビデオの国内加入者数は1460万人、Netflixは600万人に達していて動画定額サービスの需要は年々伸びています。
そんな中で
「テレビのネット接続率は40%を超え、国内で推定3400万人のテレビがネットに繋がっています。すでに10~20代は地上波テレビではなくネット視聴がメイン。動画配信サービスに特化したテレビが爆発的に売れるのは時代の必然です」
つまりテレビで見ているのは地上波テレビでなくネットを見ているということで、4割近い人には地上波見れるテレビは不要ということになります。
なので今やドン・キホーテで受信料不要テレビが爆発的に売れているのは容易に理解できますね!
なぜ大手メーカーは参入しないのか?
そんな需要だらけの「受信料不要テレビ」に参入しないのかですが
大手メーカーは付き合いの深いテレビ局の反発を怖れているためと言われています。
当然テレビ局は地上波で見て視聴率を稼ぎたいので、そもそも地上波が映らないテレビを売られることには反対でしょう。
そのため、需要があると分かっていながら「受信料不要テレビ」の製造には消極的だと言われています。
そんな事情を知ってか、前々からテレビの販売実績もあり知名度もあるドン・キホーテが話題性のある商品「ネット動画専用スマートTV」を仕掛けてきたわけです。