創業100年を超える京都の老舗ベーカリー「進々堂」が、業務用冷凍パンの賞味期限を偽装し、最大で2カ月延ばして販売していたことがわかりました。
「冷凍だから大丈夫だと思った」と食品製造業者とは思えない発言に耳を疑いますよね。
そこで今回の記事では京都の老舗ベーカリー「進々堂」はどこのホテルや飲食店に卸していたのか?今後はどうなるのか?
という事について、この記事でお話ししていきますね。
京都の老舗ベーカリー「進々堂」の賞味期限偽装
京都の老舗ベーカリー進々堂が賞味期限偽装 | 京都新聞 https://t.co/NNPTWq5oN9
— 京都新聞 (@kyoto_np) December 1, 2021
創業100年を超える京都の老舗ベーカリー「進々堂」にて問題行動が発覚しました。
それは業務用冷凍パンの賞味期限を偽装し、最大で2カ月延ばして販売していたという事。
これには社員2人しか関わってないとしながらも、内部告発でバレるという結末は他にも誰か関わっているのでは?と思わざるをえません。
しかも調べてみると少し前の話なんですね。偽装していたのは2021年2月、内部告発は3月、2人を処分したのは10月で11月に入り保健所に連絡したとのことです。
なぜこれほど遅くなったのか知りたい所ですが、老舗ベーカリーの「進々堂」は可能性がある時点で保健所に連絡すべきなのではないでしょうか?
会社として内部通告から数日以内に審査してほしかったですね。
偽装された業務用冷凍パンの種類
今回賞味期限を偽装したのは営業と製造の社員2人。
業務用冷凍パンの「セレアルプチ」や「ヨモギバンズ」など4種類、約100パック(1パックに10~15個入り)となっています。
ざっと1000〜1500個の数なので結構な個数ですよね。
京都の老舗ベーカリー「進々堂」卸先はどこ?
京都の老舗ベーカリー「進々堂」はその七通り京都に本本社工場(京都市伏見区)にあります。
京都市内中心部などに販売店や飲食店を12店舗展開していて、問題の業務用冷凍パンは京都府や大阪府、滋賀県などのホテルや飲食店に納めていると言われています。
しかし今回納品されたホテルや飲食店は公開されていません。
今年の2月から11月までの間に京都市内のホテルや飲食店で写真のようなパンを食べて調子が悪い場合は、もしかしたら被害者かもしれません。
【写真】進々堂の業務用パン「セレアルプチ」=同社ホームページから
ホテルはともかく、飲食店にまで及んでしまうとお店側はお客さん情報を把握しきれませんよね。
対象期間に納品されたホテルや飲食店は公表してくれるのか気になるところです。
京都の老舗ベーカリー「進々堂」今後はどうなる?
取材に対して、これまでに健康被害などは確認されていないといい、販売先のホテルなどに謝罪する方針とのこと。
品質管理室を作り、在庫管理システムで改竄できないようにするとのことです。
老舗ベーカリーという魅力的な看板を汚さないためにも今後はクリーンな活動をして欲しいですね。